自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年8月30日金曜日

自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その10(信頼関係ができていますか?)

初春から始まった連載「自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方」も、
早いもので10回目を数えます。
年間を通じて、出来るだけ時期に沿った
飼育方法や注意点を記述することによって、
タイムリーな記事内容になるよう心がけております。

さて、本日のテーマは。
「信頼関係が出来ていますか?」
と、いうことですが、
これだけ見ると、誰との信頼関係?とお思いになるでしょう。

私を含め、サラリーマン諸氏は、職場や取引先の人間関係を
思い浮かべる事があるかもしれませんね (´Д` )ショボン
でも、今日の信頼関係は、飼い主である我々と、カジカガエルとの信頼関係なのです
φ(゚Д゚ )フムフム…

「カジカカエルとの信頼関係」チエック表
番号
チェック項目
いつも物陰に隠れていて、顔を見せない
出ている時でも、人影を見るとスグに身を隠す
見ている前で餌を取らない
見ていなくても、餌を取る頻度が少ない
餌やり時などに、飼育ケースの蓋から逃げようとする
首をすくめたり、身を低くするなどの緊張行動をとる
お手をしない   (スマソ。これは冗談)







 
さて、上記で1つでも、カエルが当てはまる行動を起こしていれば、
カジカガエルとの信頼関係はまだ構築できていないのです。
でも、心配はご無用です(*´∀`*)
カジカガエルも、人間の言葉を理解してくれれば信頼関係も作りやすいのですが、
言葉では、理解してもらえないので、やはり普段の接し方で信頼関係を構築していくしかないのです。

◎◎今回の目標◎◎
姿を見ても隠れない。かつ、
ピンセットで餌やりをできるようにしよう!!

ピンセットで与えたバッタを食べるカジカガエル。
これができれば、飼育環境に順応している証拠。

信頼関係を構築できるかできないかは、カエルには全く関係ありません。
飼育者の接し方が全てです。
飼育者が、愛情を持って接すれば、必ずカジカガエルも答えてくれます (๑╹ڡ╹)╭ ~ ♡
では、今度は以下の表をご覧下さい。

   こんなことしていませんか?
対処法
ケースを叩く、揺らすなどして
振動を与える
カエルとは、出来るだけ驚かさないように接します。このような行為は、カエルにとっては、相当なストレスを与えます
掃除などの時、カエルを
執拗に追い回す
ケース内を追い回すのは、カエルにとっては、「捕食される」という生理的な恐怖を感じてしまいます。小さな金魚網でそっと捉えましょう

大声や物音を立てて驚かす
自然に住むカエルにとっては、たとえ生活音でも馴染みがありません。まして、屋外飼育の場合は、車の排気音や子供たちが遊んでいる時の大声でも、カエルにとってはかなりのストレスになります。でも、この点に関しては、他の点を気をつけることによりある程度の「慣れ」に持っていくことができます。
信頼関係が出来ていないのに、
ピンセットなどで無理に
餌をやろうとする
【信頼関係=慣れ】が出てくるまでは、カエルの鼻先で餌をブラブラさせられることは、恐怖を助長させるのみです。ゆっくり、じっくりと時間をおいて接しましょう。そうしないと、これがトラウマとなり、餌をはさんだピンセットを見ただけでも、逃げ回るようになります。つまりトラウマです。

食べられないものを与える
カエルは、目の前で動くものは、何でも食べる習性があります。
なので、面白がって食べられないものをピンセットで動かして与えるようなことを繰り返すと、次第に信頼関係がなくなって行き、
最悪の場合、餌を取らないようになってしまいます。

カエルをぞんざいに扱う。
カエルに気持ちって伝わるのです。ぞんざいに扱えば、それだけカエルも恐怖心を覚え、飼育者に懐くことなどありません。
ぞんざいに扱わず、丁寧に扱いましょう。

よく手足を持ってしまう
攻撃の手段を持たないカエルにとって、逃げるための唯一の武器である手足は、カエルの唯一の生命線です。手足は大切に扱いましょう。ここを持たれると、カエルは臆病になり、物陰から出てこなくなります。

熱い素手で直接つかんでしまう
カエルは変温動物。体温が低いので、人間の手は結構高温です。又、カエルの体を覆う粘膜は、水中にいることが多いカエルにとっては、感染症予防の防護服。素手で、長時間触るとこれらの粘膜を剥ぎ取ることになり、感染症の危険があります。












































とにかく、大切なことは、愛情を持って接することです。
「ペットショップで、お金を出して購入したものは大切に育てる」
と、いうことをたまに聞きます。
ペットショップで購入したものも、野生種を捕獲した場合でも
生き物の価値は同じです。
愛情を持って接すれば、カエルも必ず答えてくれることでしょう!!

アイッテ タイセツダ ナァ (´Д` )


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