自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年3月31日日曜日

キモカワ?いえいえ、キモコワでしょう。我が家のヒキガエル!

うわーー((((;゚Д゚))))

 うわーーー((((;゚Д゚))))

うわーーーー((((;゚Д゚))))


 うわーーーーーー((((;゚Д゚))))

冬眠中の我が家のガマガエル、だんごクンです。
マジブサイクやね~(´Д`)
でも、起きたら可愛いいんです。

おまけの1枚もどうぞ。

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2013年3月30日土曜日

山の植物5 なんだ?この花?


おもしろい花でしょう?
落語家「桂米朝一門」 の紋みたいでしょ?

この時期、野山に咲く小さいながらも存在感たっぷりのこの花。
綺麗ですね~。

名前は、ハナニラといいます。
ハナニラというと、「食用のニラの花?」となりますが、
似ているのは見掛けと匂い。
実は、全く別種でコチラは食することができず、もっぱら観賞用なのです。

別名、スターフラワーと呼ばれるように、☆彡型が特徴のこの花。
実は、観賞用に日本に入ってきた外来種が定着したものなのです。
園芸店では、アイフェイオンと言う名前で流通しています。


たくさん名前があってややこしいですが、しろ・黄・ピンク・・・
花の色もそれに負けず多彩です。
実物は、ほんとに綺麗です。みなさんも探しに出かけてみては?(´∀`)

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2013年3月28日木曜日

自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その2(カエルの入手法)

前回、カジカガエルの飼い方:その1・カジカガエルの概要はいかがだったでしょうか?

楽しく飼育するには、まず「カジカガエルの生態を」という事で、記事にしましたが、
私のつたない知識では(?)だったかも・・・(´;ω;`)
今後も勉強を怠たず、又新たな事が発見できれば紹介します(๑≧౪≦)

さて、今回のカジカガエルの飼い方:その2は!
ズバリ、カジカガエルの入手についてお送りします。
カジカに限らず、動物の飼育には
その生き物を用意しなければなりません。

でも、このカジカガエル。
日本固有種で、昔から我々の生活に密着したカエルなのに、
案外、入手の仕方に《?》が付いてしまうのではないでしょうか(?_?)

前置きが、長々となってしまったのですが、お待たせしました!
本編なのだ( ゚д゚)ノ 


★捕獲 ~その方法と注意点~
捕獲についてですが、先ず「カジカが住む川を見つける」事が必要です。
「川を見つける」事は、当然の事と思われるでしょうが、
近年、宅地開発や治水工事などでカジカ達の生活圏が減少し、
たやすく見つけることが困難になってきています。
また、地方によっては生息地が、天然記念物に指定されている場合がありますので、
そのような河川では、もちろん捕獲することはできません

次に、非常に大切なことですが、
必要数以上捕獲しない事が大切です。
必要数とは、無理なく飼育できる・面倒見きれる数のことです。
飼育ケースのサイズにもよりますが、多くても2匹程度になるのでは、と思います。
それ以上は経験上、当底面倒が見切れませんし、「狭いスペースに詰め込み」では、
カジカもストレスを感じ良い状態で飼育ができません。
「自然とあそぶ」流の飼育とは、あくまで自然に限りなく近い環境で育てることなのです。

先に注意点になってしまいましたが、あと2つだけスンマセン。

・メスは出来うる限り捕獲しない方が良い。
カジカに限らずカエルのメスは、オスに比べその絶対数が少ない上に、
「産卵し子孫を増やす」と言う大切な仕事があります。
しかし、この注意点に反し、矛盾するようですが、私は生態研究のために
メスのカジカを1匹飼育しています。
ただ、飼育に至るまでに、フィールドにて十分な生息調査を行い、
多くのメスの存在を確認した上で捕獲しました。

・子ガエルの飼育はかなり難しい
子ガエルは、「育てる楽しみ」がありますが、抵抗力が弱いことと、
餌の調達が難しいと言う2点で、親ガエルを飼うより飼育難度が上がります。
フィールドに出れば、子ガエルの方が、親ガエルより絶対数が多く、
移動距離も短いので捕らえ易いのは事実ですが、それに反して飼育はかなり難しいです。
この点からも、子ガエルの捕獲はしないほうが良いでしょう。

①、カジカガエルはどのようなところに生息するのでしょうか?

◎渓谷に多く住む
カジカは、自然豊かな渓谷に多く住みます。
これは、水温の関係があると思われます。
なので、同じ河川でも下流に進むにつれ、生息数が減っていきます。

◎せせらぎが好み
水量が多くて深く、流れが速い河川は苦手です。
渓谷でも、支流や流れ込みなどの水量が少なくせせらいでいるような
場所を好む傾向にあります。
逆に、幅広の大きな河川でも水量が少なければ見ることができます。
鮎や渓流釣りをされる方ならよくご存知だと思います。

◎護岸工事は苦手
渓谷でも、治水のために護岸を「ビシッ」とコンクリートで固めてあるような河川があります。
このような場所は苦手なようです。
小さくても、ゴロタ石の川岸がある場所に多くいます。
これは、カジカの肌の色にも関係があるようです。(石と同じような保護色をしている)

◎実際には確認していないが、湧水の出る湖沼などでは、生息している所もあるようです。

以上のような所を、探してみてください。

②、何を頼りに?

◎晩春~初夏の繁殖期には、鳴き声を頼りに探すことができます。
これは、一番確実な方法です。

◎実際にフィールドを歩く。

◎インターネットや本を検索する。

③、具体的な捕獲方法

◎河原の水辺に限りなく近い場所を、川に沿って歩いてください。
カジカがいれば、「ピョコン」と飛びます。←ジッとしてればいいのにねぇ
着地した場所を確認し、捕まえます。
*慣れてくれば、手で十分取れます*

もし、川に飛び込んでも、水流が邪魔しないところであれば追跡できます。
カジカガエルは、アマガエルやトノサマガエルのように
泳いで遠くに逃げることはあまりしません。
多くは、サッと川中の石影に潜り込むので、よく見ておれば捕えることができます。

習性が解り慣れてくれば、面白いように取れますが、
前途した通り、くれぐれも必要数以上は捕獲しない様、重ねてお願いします。

★購入 ~その方法と注意点~

カジカガエルも、商品として販売されています。
しかし、一般的な飼育下でのカジカガエルの繁殖は、まず無理だと思います。
(大掛かりな設備があれば可能かもしれませんが。例えば流水状態が作れるような・・・)
なので、おそらく商品として販売されているカジカガエルは、
野生個体を捕獲したものと考えられます。

野生個体を販売することは、賛否両論あるかと思います。
「希少な動植物を捕獲し、商品として扱う」ということに、抵抗と乱獲の危機を
感じる方もおられるかもしれません。
反面、カジカが生息しない地域の方や、どうしても捕獲ができないと言う場合は
購入もアリでしょう。自分で捕獲した場合も、購入した場合も「大切に育てる気持ち」が
あれば、カエルにとっては同じなのですから。

過去の歴史を紐解いてみると、江戸時代には
カジカ売りや虫売り(キリギリスなど鳴く虫)、金魚売などがいたといいます。
今のペットショップの走りですね。

①ペットショップで購入

どこのお店でも扱っている!と、いうわけではありませんが、
両爬虫類に力を入れているペットショップでは、扱いもあるようです。

その際、複数販売されている場合は、カエルを選ぶことができます。
カジカガエルは個体によってかなり体色が違います。
また、サイズや健康状態、落ち着き具合などを見て購入されるといいでしょう。
わからない場合は、店員さんに聞くこともできます。

②ペットショップのネット販売

ネット販売は、多いですね~。
よく見かけます。カジカに限らず、モリアオガエルやヒキガエルまで販売されています。
ネット販売に関しては、自宅にいながら個体を購入できる手軽さと、
近くにペットショップがない場合には便利な反面、
実際に見て買うことができない為、「イメージ写真とかなり違う」「個体の状態が良くない」
などのトラブルもつきものであるという認識の上、購入する必要があるでしょう。
また、通販の最大の弱点は、やはり「輸送」でしょう。
これは、カエルにとっては「大変過酷な状況」であり、過度のストレスを与えることは
想像に難くないでしょう。最悪の場合は「死着」又は、輸送が原因で、かなり弱って
「すぐに死んでしまう」という危険性があります。
そのような、利点・欠点を理解の上、利用するのもアリかもしれません。
ちなみに、私は通販は利用したことがありません。

③オークションで落札
シーズンになると、販売されている方を、チラホラ見かけます。
数を販売すると結構な額になるので、ちょっとした「小遣い稼ぎ」になるのでしょう。
利点としては、ペットショップやネット販売で購入するより、安く買えることでしょうか?
逆に欠点は、②の理由と共に、個人販売のため死着の際の保証が無いなど、
トラブルを生む可能性があります。
また、これは想像ですが、オークション目的で捕獲された個体の扱いは、
かなり悪のではないかと思います。なので、ペットショップで管理飼育されている
個体より状態が悪い場合もあるのでは?と思ってしまいます。
なので、利用する場合は、その辺りを十分理解納得して購入してください。

さて、たいへん長々書きましたが、「カジカガエルの飼い方:その2」はいかがでしたでしょうか?

いよいよ、次回は飼育について解説していきます。乞うご期待!

        ←その1へ  その3へ



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2013年3月25日月曜日

プチつくしがり


仕事の帰り。
桂川沿いをバイクで走っていると、
河原の原っぱに立派な雪柳の花が咲き乱れていた。

「キレー!満開やんか~(*゚▽゚*)」と
思わず、バイクを止め河原へ。

雪柳の花に向かって歩いていると、
何やら、マッチの先のようなものが・・・

「あっ!そういえば、土筆の季節やな~」と
急遽つくし取りを開始。
あっちにも、こっちにも!
あるわあるわで、雪柳の存在はそっちのけでつくし取りに夢中になってしまったのだ(´∀`)


以前、先斗町で勤めていた時には、八百屋さんから仕入れていた土筆。
吸い物のあしらいとして使うのですが、毎朝届く土筆は、
それはそれは綺麗に、木箱に並べられていたのだ。
ただし、値段もそれ相応でしたが・・・

土筆は、3月の下旬から河原の土手などに生え始めます。
伸びるスピードが早くて、筍並み。
ほっといたら、すぐに成長して、ほうけて枯れてしまいます。
でも、その脇から、また新しい土筆がニョキニョキと生えているので、
一箇所場所を見つけたらシーズン中は、たくさん取れるのです(((o(*゚▽゚*)o)))

デハ チョウリ ホウ ナノダ
★下処理★
1、ハカマを取る
2、ほうけている物は頭も取る
3、よく洗う
4、熱湯でテキトウに茹でる
5、冷水に取り、さらす

★料理★
◎お浸し
◎胡麻和え
◎佃煮
◎吸い物あしらい
◎卵とじ
などです。

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オカメ・ミツカド・ツヅレサセ。次世代へのバトン

「カエル・カナヘビ・ニホントカゲ」・・・
昨秋は、飼育している彼らの餌として、
せっせ、せっせとコオロギ取りに毎晩のように通ったなぁ。

昼間のコオロギは、すばしっこくて
捕まえるどころか、見つけるのも一苦労なのは、過去の経験から分かっていた。

盆を過ぎると、そろそろコオロギが鳴き始める。
大きさも程よく、彼らにとっては丁度いい食べごたえのあるコオロギになってくれている。

「盆過ぎ」と言っても当然暑い。
夜でも気温は下がらず熱帯夜。
蚊がいるのは分かっているが、
暑くてとても長袖を着ていく気にならない。
なので、半袖ながら
タップリと虫除けスプレーを全身に吹きかけ、イザ出かける。

それでも夏場の、しかも河原の薮蚊。
到底、一筋縄で行くはずもなく、
虫除けスプレーをしっかり塗ったはずの手足や顔は、
無残にも、いとも簡単に蚊の餌食にさらされてしまう。

いや、正確には「蚊」だけではない。
もっと小さくて目に見えず、蚊のように音を立てず
静か~に、そして強烈に刺してくる奴。

そう。ブユだ。

コイツこそ、もっとも始末に置けない奴で、
そのかゆみと言ったら、そりゃ、もう、神経を逆なでするような
おそろしい程の「かゆさ」を誘発する。

そんな痒さも我慢しつつ、やがて河原にも秋風が吹く頃になると
やっと長袖が着れるようになる。
それでも、まだ暑いには違いないのだが、
その暑さを我慢に変えた代償として、
大きな喜びをプレゼントしてくれる。

そう、「かゆさ」さからの解放だ。

長袖の効果はてきめんで、
顔と手先だけに防虫スプレーをすれば、後は安心して
コオロギ捕りに没頭できる。

小学生と保育園児の2人の娘は、私譲りで動物が大好き。
「カエルなんか、顔も絶対見たくないわ!!」と言っている嫁とは大違い。
我が家のカエルやトカゲ達とも楽しく遊んでいる。

そんな時期になると、子供たちもコオロギ取りに参加させるのだ。
自分達でとったコオロギをカエルへやりたい一心で、コオロギをとっていたであろう
彼女たちも、やがて、コオロギ捕りの快感を覚え、いつしかコオロギを捕ることが
目的に変わってきたようである。たまの休みの日など、「今日はゆっくり・・・」
と、横になり、うたた寝の寝息を上げ始めたとたん
「コオロギ捕りに行こー!」と、言ってたたき起こされてしまうのだ。

まぁ、それも1か月半の事。
10月も終わりに近づけば、恒例のコオロギ取りのシーズンも終わりを告げる。
否が応うでも、コオロギがいなくなってしまうのだから仕方がない。

やがて、我が家の飼育コオロギたちも、
次の世代へバトンタッチするために、卵を産む。
それは、小さくて分かりずらい。
そりゃ、当然だ。
小さいコオロギが、小さい卵を産むのだから・・・

長い冬が終わり、春がきた。
今年は、早くも各地で桜も咲きはじめている。

ツヅレサセ・オカメ、珍しいのではミツカドもいたなぁ。
エンマだけは、ほこのコオロギを食ってしまうので
別にしていたけど。
彼らが、孵化する日も近いだろうね。
春の暖かくて心地よく、そして何より優しい太陽が、
きっと、彼らを起こしてくれる。



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2013年3月22日金曜日

鳴くアマガエルの動画UPデス

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昨年の初夏に撮影した「必死に鳴くアマガエル」の
動画を、やっと編集しUPすることができましたv(=^0^=)v

これ以外にも、撮りためて編集せずに放置してある動画が、結構あるのですが・・・
とりあえず、ご覧下さい(^-^)

ただ、携帯電話しか持っていなくて、
画像がかなり悪いですが、雰囲気を味わっていただければと思いますm(_ _)m


場所は、近くの田んぼです。
越してきた13年前は、家の近くも田畑が多くて、
繁殖の最盛期には、家まで多くのアマガエルの
鳴き声が聞こえてきていましたが、年々田畑が住宅に変わり、
今は、もう残りわずかになりました。

あと、何年この光景が見られるかなぁ?
毎年、楽しみな初夏の風物詩です(*´∀`*)

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2013年3月21日木曜日

自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その1(概要)

寒い冬が終わりを告げ、我が家のカエルも、何やらモゾモゾしてきた(´∀`*)

そろそろ、冬眠明けの時期なのだ。

そこで、シーズンを前に
「自然とあそぶ」流カジカガエルの飼い方を、数回に分けて紹介します☆彡

既に、冬眠の仕方や寄生虫の対応などは
過去記事で紹介しているのですが、
この講座で、まとめるつもりです。
*自然とあそぶ:カエル過去記事はこちらから

★その1では、カジカガエルの概要ついて紹介します。


水の綺麗な渓谷に住み、
夏の産卵期には「フィーフィー」と言う澄んだ声で
鳴いてくれるカジカガエル。

日本産カエルの中でも、最も鳴き声の良いカジカは
昔から「河鹿籠」という、虫かごのような風通しの良い
飼育カゴにて暑気払いとして鑑賞飼育されていました。
その飼育記録は、江戸時代まで遡ぼるという
由緒あるカエルなのだ(#^.^#)

その鳴き声の美しさから、特別保護区が設けられたり、
生息地が、天然記念物に指定されている所もあります。

また、鳥取県の三朝温泉では、
町おこしに一役買っています。
カジカの鳴き声には慣れている私も、
数年前の夏に、三朝温泉に泊まりましたが、
ホテルの窓を開けると、川のせせらぎとともに
無数のカジカが鳴いている情緒に
しばし聞き込んでしまったほどです。

が、しかし、近年の環境破壊や、宅地化の波にのまれ、
カジカを始めとした、多くのカエル達が住処を奪われ、
絶滅危惧種に指定(カジカ・、モリアオ・ヒキなど)されている地域もあります。(/ω\*)

◎資料:レッドデータ
資料を見る限り、カジカ達は頑張っています。
でも、早急な保護が必要ですね。

かなり、個体が減ってますね。危険です。

ニホンヒキガエルなので、西日本のデータです。
こちらもかなり危ないですね。
◎生態
さて、このカジカガエル。
分類的には、アオガエル科に属します。
アオガエルと聞いて思い出すのは、
シュリーゲルアオガエルやモリアオガエルです。
両種は、名は体を表すとおり、
一目見て「青い」です。(と言うか緑やけどね~(´Д` ))
しかし、カジカの体色は、茶やグレー。
このへんの体色の違いは、住んでいる環境によるものですが、
アオ色(と言うか緑やけどね~(´Д` ))とは程遠いです。

ただ、体つきを見れば、同種であることも納得なのです(^ω^)
共通の大きな特徴は、手足の吸盤。

カジカガエルの手

アズマヒキガエルの手
両者を見比べると一目瞭然なのだ。カジカの手先は吸盤状。対してアズマヒキガエルは吸盤がなく、代わりに土を掘り起こすのに便利な爪がついています。ちなみに、私のプラケは、彼の爪で傷だらけにされてシマイマシタ((((;゚Д゚))))


この吸盤は、木や岩場を登るのに
とても便利なのです。
いわゆる、「ツリーフロッグ」という樹上を生活の場としている
カエルの仲間が、アオガエル科なのです。

でも、実際のフィールドでは、
確かにモリアオは、樹上にいるケースが多いですが、
カジカに関しては、少なくとも昼間のアクテイブな時は、
川原でヒョンピョンやってます。
((((⊂(´∀`o)⊃))))飛ぶゾォ!

左:メス 右:オス
また、カジカは、他のカエル同様、
鳴くのはオスで、メスは鳴かないばかりか、
ほとんど姿を見ることがありません。

これは、もともと個体数がオスに比べて極端に少ない事と性質的に、オスよりどうも恥ずかしがり屋(//∇//)なような気がします。
と、いうのも、
私が偶然見かけた数少ないケースの場合、
①小橋の下の影になった部分。
②洞窟の壁
③産卵期オスを背負って(抱接)
というように、3パターンくらいでしょうか!(゚д゚lll)
(実は、メスカジカを沢山観察出来る
コツがあるのですが 乱獲防止の観点から、
ここでの公表はm( __ __ )m)
抱接中のカジカH23.7撮影(京都)  
(・∀・)カエル!!の仲間は、メスの方が大きい種類が多いですがカジカもやはりメスの方が大きく、中にはオスの倍ほどある個体もいます。でも、そんなメスに必死にしがみつくオスってなかなかケナゲ。なんか、人間社会を彷彿させますね(´Д`)ハァ…


















どちらも成体なのですが、大きさがかなり違いますね~
→野生では素早いカジカガエルも、慣れれば
 こんなにおとなしく記念撮影に応じてくれるのだ~(^o^)V

◎食性
《野生のカジカは何を食べているのだろう?》

  • クモ
  • ワラジムシ ダンゴムシ
  • ミミズ
  • 蚊 蝿
  • 蛾 蝶 トンボ カゲロウ
  • 青虫 イモムシ
  • コオロギ バッタ類
  • ミルワーム(飼育下ではよく食べます)
  • その他の小昆虫。基本は、生きたものしか食べない(動かないものでも食べさせるテクニックはあるが・・・)

◎ライフサイクル
以下は、我がフィールドでのカジカガエルのサイクルです。
地方により、多少の違いはあると思いますが・・・

カジカガエルの一年 (京都/Sigeの観察地点)
4
冬眠が明けて、姿を見せ始める 
5
鳴き声が聞こえる         

6、7月
繁殖期に入る 抱接個体を見かける 
卵塊を見かける 下旬にはオタマを見る→*1:参照
8
脱皮  盆過ぎには、鳴き声が途絶え始める 
オタマの早いものはカエルに変体する→*2:参照

9、10月

冬眠を前に活発に餌を取る
11月~
3月
冬眠に入る

*1:カジカガエルの卵塊

*2:カジカガエルの変体


以上が。これまでの調査結果なのです。
又、新たにわかったことや思い出したことは、
このページに追記していくのだ(*・ω・)

その2では、カジカガエルの入手について
ご紹介します(((o(*゚▽゚*)o)))    *その2へ進む 

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2013年3月19日火曜日

壮絶なるヒキガエルの産卵:その後

前回、レポートしたヒキガエルの産卵。
私が、産卵場に出向いた時には既に産卵は終わっていたので、ぼちぼち、卵が孵化するころじゃないかなぁ(?_?)

というわけで、仕事が早く終わった今日。
帰りに寄ってみることにしたのだ。

今日は仕事帰り。なので携帯カメラなので
かなり画像が悪い上に、水面の反射でうまく撮れていないのですが・・・

アラタメテ サンランハ ソウゼツ ダッタヽ〔゚Д゚〕丿

ご覧のように、そこらへんに
メスの死骸がゴロゴロ((((;゚Д゚)))) 

ヤッパリ ケイタイ カメラハ ガゾウ ワルシヽ(τωヽ)ノ 
現場には、1匹のオスが残っていましたが、
沢山いた残りのヒキたちは、全て山へ帰っていったようです。

ちなみに、オタマはまだでした。ヽ(τωヽ)ノ 
この後もヒキ達の成長を、ヒキだけに、ヒキつづき(笑?)

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2013年3月14日木曜日

壮絶なるヒキガエルの産卵

今年もやってきました。
他の野生カエルたちより
いち早く冬眠から目覚め
産卵行動を起こす「ヒキガエル」

産卵をしに、生まれた場所に“カエル”カエル達。
鮭や鮎に見られる回帰本能が、ヒキガエルにも見られることはよく知られている。
なので、本日紹介するヒキ達も、ここで生まれたヒキなのだ(^-^)

ヒキガエルの産卵は、地方によりかなりの
時期差があるのだが、ここ京都では、3月の半ばに行われる。
と、言うことで本日、産卵場所へ行ってきました(((o(*゚▽゚*)o)))

ジツハ ヒキガエルノ サンランハ トテモ ソウゼツ ナノデス(;゚Д゚)!

動物にとって産卵・出産は、子孫を残すための大切な行動。
全身全霊を賭け産卵に挑む。
相当な体力を要するが、冬眠明けのこの時期に
産卵行動を起こすヒキガエルは立派だね~。


中には、残念ながら命を落としてしまうヒキもいる。
種々の原因はあるのだろうが、
その中の一つに、オスの存在があるのです。
オスの想像以上の抱きつきのチカラに「メスが絞め殺される」
又は、「溺死」という事が実際にあるのです;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
ヒキ達は、産卵行動中で水中にいる時も、
数分おきに空気を吸いに水面に顔を出します。
だが、あまりにも壮絶な「ガマ合戦」により
メスが空気を吸いに行けないのでしょう。ΣΣ┗(|||`□´|||;;)┛

上の写真は、既に力尽きたメスのヒキに
しっかり抱きつくオスヒキ。

定説では、動くものならなんでも抱きつくというが、
動かない死んだヒキにも抱きつくことがあるのデス(((゜Д゜;)))


こちらは、水中にいたカップル。
私が近づき、慌てて離れてしまった・・・(´・ω・)スマソ


さて次の事例。
こちらもカップルなのだが、
よく見れば、メスの右腕がーーーーーーナイーーーーーー(゚д゚lll)
いくら力持ちのヒキでも、腕を引きちぎるという事は
考えられないので、別の理由だと思うが・・・

そもそも、この地。
実は標高200m程の山中なのです。(´・∀・`)
竹林の中に作られた農業用の水溜り。
山間を流れる谷川からは、距離も標高もかなりあります。
(最も、成体は産卵期以外は、水辺に近寄らないのですが・・・)

いくら陸上性のヒキガエルといえども、
険しい山を登り、こんなところで産卵するなんて。。。:(;゙゚'ω゚'):
自然の神秘だね~

産卵場所としては、もっぱら止水域で行われる。
川など流れのあるところで産卵する「ナガレヒキガエル」もいるが・・・

この産卵場には、メス3匹に対し
オスが7匹確認できた。
産卵は既におわっていたので、最盛期の夜にはもっといたのでしょうね。
(産卵は夜に行われます)

こちらが、壮絶な産卵劇の結果、
無事産み落とされたヒキガエルの卵塊。
はたして、ここからいったい何匹の
親たちが産卵に帰ってくるのかな?

一説には1万個前後の卵が、無事成体になるのは
せいぜい4~5匹と言う。
産卵以上に壮絶な生活が、この卵達には待っているのです。

しかし、ゼラチン質がプルプルでうまそうだね~ ( ゚v^ ) オイシイ?

続編「壮絶なるヒキガエルの産卵:その後」へ続く

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