自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年8月7日水曜日

ゴホンダイコクコガネとセンチコガネ達

カブ・クワが好きならば、避けて通れないのが、
(いや、本当は避けて通っている方が多いかもしれないのですが・・・)
センチコガネなどの糞虫でしょう。


糞虫とは、文字通り動物の糞に集まり、糞を餌として生活するコガネムシの仲間なのです。
コガネムシと言うからには、カブ・クワの仲間なのですが、
多くのコガネムシの仲間が、樹液や花粉、葉っぱを食べているのに、
ナゼ?センチコガネは糞を食べるのでしょう?

きっと、進化の過程で、少ない樹液を取り合うより、
他の昆虫が見向きもしないような餌、
すなわち“糞”を食べることを選んだのではないでしょうか?
その方が、他の種に邪魔されずに、ゆっくりと食べれますから。

でも山は、生き物や植物が多いのに、
よりによって糞なんか食べなくてもねぇ(>_<)

そう言えば、昔。
センチコガネの存在を知らなかった頃、
やけに綺麗な虫だと、手にとってビックリ(゚д゚)!
どこからともなく漂う、独特の獣糞の臭い。

それ以来、見るのは好きなのですが、
「二度と触るか!!」と決心をしたのです。

ただ、
そんな糞中のなかでもコイツは別格でした( ̄◇ ̄;)


「二度と触るか!!」っと、誓いをたてたわりには、あっさりと触ってしまう。
そんな、独特な雰囲気と、糞虫らしからぬ風格がコイツにはあるのデス(^O^)

ゴホンダイコクコガネ
体長1.5cmほどのコガネムシ科の糞虫。

どうです。
この風貌。
どことなく、外国産カブトムシを彷彿させるではありませんか ヽ〔゚Д゚〕丿


長い角と、胸部に突起が4本並ぶ。
ダイコクコガネは、数種類いるが、カブトムシ様の角を持つものが多いのです。

日本産糞虫の仲間は、いずれも小さなものばかりです。
やはり獣糞と言う、量的に少ない物を餌としているからでしょう。


もし、ゴホンダイコクコガネが大きくて、
糞虫じゃなかったら・・・
カブトムシと並ぶ人気者になっていたでしょうね。




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