自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年8月23日金曜日

山の植物9 / ホタルブクロ

7月の11日に、西山へカブ・クワ取りに行った時に、
山の斜面に可憐に咲くホタルブクロの花を見つけました。
ホタルブクロとは、何とも粋な名前ではありませんか! (^-^)
漢字で書けば、蛍袋となるのですが・・・

花の時期は初夏。丁度ホタルが闇夜に舞う時期でもあります。
この空を舞うホタルを捕まえ、「ホタルブクロの花の中へ入れて楽しんだ」というのが、
名前の由来の1つになっていますが、


いろいろな情報をまとめると、
どうやらホタルを入れる事はできるが、
通説通りホタルを入れて、「花口をねじり留める」と言うことはできないようなのです。
口を留めないと、ホタルは花から出てしまいますし、
口を留めようにもクリップなどを用いるしかないとのこと。

別に、もう一つ説があるのです・・・
昔は、提灯を火垂(ホタル)と呼んだらしく、ホタルブクロの花の形が、
提灯に似ている事から、火垂袋=蛍袋となったそうなのですが、
ホタルは分かるのですが、“袋”は何でしょうね~(?_?)
っと思っていたら・・・
何でも、提灯の紙部分を火袋(ヒブクロ)と言うそうで、
そこから、提灯を火垂袋(ホタルブクロ)と呼んでいたと言うことです。

と、まぁ、諸説あるようですが、
私は、仮に蛍を入れることができなくても、
「ホタルを入れた」説を取りたいですね。
その方が、幻想的ですもんね。
きっと昔の人も、現実に蛍は入らないけど、
「蛍が入ったら綺麗やろな~」的なノリで付けたんじゃないかと思うのです(^O^)


さて、このホタルブクロですが、
山で見かけても、気品があって綺麗なので、
園芸として、家庭で育てている方もおられるようです。
色も、こちらは白色ですが、
ピンク系・紫系などがあります。

私は、日曜朝の長寿旅番組「遠くへ行きたい」が大好きで、毎回見ているのですが、
7月28日放送分では、えなりかずき君が「山梨」を旅していました。
その中で、ある旅館の店主が天ぷらにして、
えなり君に持ってきたのが、この「ホタルブクロ」の花でした。
そうなのです。
ホタルブクロは、山菜ファンにはよく知られた花なのです( ̄▽ ̄)

名前や姿ばかりでなく、食することもできるホタルブクロは、
なんて粋な花なんでしょうねぇ!!


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

蛍袋の花が好きで植えています。食べれるとは知りませんでした。今度咲いたら食べてみたいと思います。自然の恵みは計り知れないという感じです。

SIGE さんのコメント...

匿名さん
はじめまして。
コメントありがとうございます(^O^)
ホタルブクロ・・・いい花ですよね~。
今年もたくさん咲きましたか?

私も、毎年山で見かけますが、
可憐な様子を見るだけで、
採ることはなかったのですが、
来年は採って食べてみようと思います!