自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年2月25日月曜日

1500年の時を経て、自然になった人工物

私のフィールドには、
古墳群がある。

京都・西方寺川古墳群といい、
コケの庭園で有名な「苔寺」の
前に流れる小川沿いに4~5箇所。
全部で、15、6基の古墳がある。

横穴式石室の多くは開口しており、
羨道(せんどう・石室へお棺を運ぶための通路)から
石室内部を覗くことができる。

私は、過去に考古学研究をしていたのだ(´∀`*)

西方寺川の古墳は円墳で、作られた時期は6世紀頃と想定される。
この辺りは、当時「日本書紀・雄略紀」に見られる
渡来系氏族「秦氏」が、支配していたと考えられており、
その関係者の古墳ではないか?と考える。

秦氏の本拠地は、太秦で養蚕が得意の氏族であった。
当地には、5世紀後半から6世紀頃の
横穴式前方後円墳が数基現存している。
宅地化が進み、破壊されているものも多いが、
規模や形式から言って、秦氏本家のモノと思われる。

古墳といえば、人工物だが、
古いものでは今から1800年くらい前のものもあり、
今では十分、自然の一部になっているとの勝手な解釈から、
「自然とあそぶ」で紹介するのだ

以下の写真は、
これまで撮りためてきたものだが、
いずれきちんと整理して再発表させて
いただきたいと思います。

西方寺川古墳群中、
一番保存状態が良い「ボウジョウ古墳群」を( ^ω^)_凵 



ではどうぞ




尚、墳丘番号はテキトーに付けてるのだ(^0^)/



ボウジョウ古墳群4基確認できる。
1基は、開口していないが、
残りは開口しており、内部が見える。

中でも、1号墳(あくまでも、勝手につけたので注意(゚д゚lll))は
石室内に入ることができる。

あとの2基は、這って入らないといけないのだΣ( ゚∀)ゾー!!


羨道は、お棺を石室に運ぶための通路。
この時代の古墳は開け閉め出来るようになっており、
必要に応じて、追加で埋葬したりしたのだ(´∀`*)




イカガ デ ショウカ ?
古墳の世界もなかなか面白いでしょ?

当日は居なかったケド、
たまに石室内でコウモリを見かけるのだ。
彼らにとっては、人工の洞窟として、
けっこう、居心地がいいようだ( ´∀`)

ブログランキング参加中なのです!
よろしければ一票を!( ´ ω ` )
にほんブログ村 アウトドアブログへ

アニメ-ション矢印アイコン皆さんと共に「自然とあそぶ」(((o(*゚▽゚*)o)))

やっぱり自然はオモシロイ



 この自然を守るため、

ごみは必ず持ち帰ろう!

カエルランキング

0 件のコメント: